小学生の足を速くする「ニシトレ」です。
先日、インスタグラムのフォロワーさんからこのような質問をいただきました。

股関節の柔軟背を上げて可動域を増やせば、足が速くなると聞きました。おすすめのストレッチを教えてください。
とても疑問に思いましたので解説します。
股関節を柔らかくしても足は速くならない
これが結論なんですが、股関節の可動域と足の速さには関連性がありません。
当然、明らかに正常な可動域が確保できていない場合は話が別ですが、足を速くするためにストレッチに取り組んで股関節の可動域を増やす必要はないと考えています。
正常な可動域を獲得することで、足を速くするための土台は整うが、「股関節が柔らかい」=「足が速くなる」ではないということです。
むしろ、無理に可動域を広げることで股関節がうまくコントロールできなくなる可能性もあります。
今の体をコントロールすることが大切
明らかに正常な可動域を確保できていない場合を除いて、無理に柔軟性を上げる必要はありません。
成長期の子ども、特に小学生にとって大切なことは「身体操作性」です。
要は自分の関節や筋肉を思い通りに扱えるようにすることですね。
仮に体が固くても自分のもっている可動域内で適切に動かせれば問題ありません。
問題になるのは自分の可動域内で上手くコントロールできないことです。
特に現代の小学生は外遊びの機会が減り、身体操作性が低下しているように感じることが多いです。
柔らかくすることも大切ですが、まずは自分の体をコントロールすることに目を向けていきましょう!
まずは現状把握から
では、「正常な可動域が子供にあるのか?」「自分の体がコントロールできている状態ってどう判断すればいいのか?」
という疑問がでてくると思います。
これは実際の動きをみていかないと正直わかりません。
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